[時事寸語]= 統一教会の末路

 「深いご心痛を与えた」と言いながら、旧統一教会の田中富広会長は静かに辞任した。謝罪の言葉を並べながら、その舌の根も乾かぬうちに「高裁が必ず覆してくれる」と語る強気ぶり。被害者への反省よりも、裁判の勝敗に関心があるようだ。まるで自らを宗教団体ではなく「敗訴寸前の企業」と勘違いしているのではないか。そして後任には「二世信者」。過去の負の遺産を受け継ぐにふさわしい人選といえるだろう。改革どころか、血縁による継承。この団体にとって“信仰”とは、もはや遺伝子レベルの宿命らしい▼一方、海を隔てた韓国では、李在明政権の ...

全て読む