[時事寸語]= 歳末の警察不祥事

 年末の足音とともに、警察の不祥事もまた静かにやってくる。イルミネーションが街を照らすころ、全国の警察署では「反省文」と「再発防止策」が書き慣れた手つきで量産されている。もはや歳末の風物詩。カレンダーの最後のページに、不祥事報告が並ぶ光景はもはや恒例行事だ▼岩手県では、銃所持許可の調査書を“架空面接”でねつ造した若手巡査と、実況見分を“立ち会っていないのに立ち会ったことにした”ベテラン警官がそろって書類送検。本来、事実を積み上げるのが仕事のはずが、現実を創作していた。事件の真相よりも、報告書の完成が優先され ...

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