[時事寸語]= 今年の警察不祥事
年の瀬が近づくたび、「今年の漢字」が話題になる。警察にそれを当てはめるなら、迷うことなく「不」だろう。不正、不祥、不信、不透明――どれを取ってもぴったりだ。二〇二五年、全国の警察は事件を捜査するより、身内の処分に追われていた。鹿児島ではゲームと酒と情報漏洩。兵庫では勤務中の恋愛とオンライン対戦。佐賀ではDNA鑑定を捏造し、東京では冤罪を量産。どれも笑えない現実だが、本人たちは案外楽しそうに見える。「ここまで大ごとになるとは思わなかった」と言い残す巡査の言葉が、今年の警察を象徴している▼組織は懲戒処分を「再 ...

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