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[時事寸語]= 国際的「害交」の早苗

 高市早苗という人物の外交センスを「害交」と呼ぶのが最も的確だろう。台湾有事発言で国際社会を敵に回し、その後の火消しすらできずに、あらゆる分野で“日本外し”が進行している。G20では中国との接触はゼロ。毛寧報道官からは「日本が誠意を示す行動を取るべき」と冷たく突き放され、香港は青少年交流を中止。中国本土では日本映画やアーティストのイベントが軒並みキャンセル。国交正常化から半世紀を超えて築いてきた民間の交流を、一人の政治家の軽口がここまで壊した。外交とは積み上げるものだが、高市流の外交は壊すことでしか存在感を ...

[時事寸語]= バカが総理になった国

 高市早苗という名の総理が国際社会に乗り込むたび、日本の顔がどんどん小さくなっていく。羽田から飛び立つ政府専用機の機体よりも、外交の器のほうがはるかに軽い。台湾有事に関する軽率な国会答弁が波紋を広げ、中国は「誤った発言を撤回せよ」と迫る。首脳会談は拒否され、香港の学生交流事業まで停止された。それでも高市首相は「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を」と胸を張る。だが、世界のどこでこの言葉を真顔で聞く者がいるだろう。理念の美辞麗句は、外交の現実では空を切るだけだ。まるで子どもが大人の会話に割って入り、「正義 ...

[時事寸語]= 史上最大の大馬鹿無能高市総理

 高市早苗という名の総理が誕生してからというもの、政治がこれほどまでに滑稽な舞台劇と化したことがあっただろうか。台湾有事をめぐる不用意な一言で、中国を本気で怒らせ、国連を巻き込み、挙げ句の果てにG20でも外交孤立を演出した。「強い日本を取り戻す」と叫びながら、戻ってきたのは昭和の戦時ムードと国際社会の失笑だけ。高市首相の発言に反発した中国は、日中韓首脳会談の開催を拒否し、水産物輸入を止め、渡航自粛まで発動した。たった一つの発言が、ここまでの国益を吹き飛ばす。だが、本人は「想定内です」と笑顔で言い放つ。無知な ...

[時事寸語]= 形だけの自殺対策

 「命を守る取り組み」と銘打たれたキャンペーンが、今年もまた行われた。厚労省は「いのち支える自殺対策」を掲げ、9月を「自殺予防週間」、3月を「自殺対策強化月間」と定め、ポスターとリーフレットを全国に配布する。駅構内には「ひとりじゃないよ」と書かれた明るいイラスト。サイトには「ゲートキーパーになろう!」というバナーが並ぶ。PDFをダウンロードすれば、あなたも今すぐ命を支える一員になれるらしい▼国の掲げる「支援」は、どこまでも軽い。啓発ポスターが貼られるたびに、現実の孤独は深くなる。「いのちの電話」はつながらな ...

[時事寸語]= 短時間で処理された命

 北総線・印西牧の原駅。午後三時、女性が特急に跳ねられ、即死。列車は現場に十分停車し、午後三時四十分には運行再開。遅れは十五分。ニュースはそう伝えた。死の報は、まるで天気と同じ温度で告げられる。警察は「自殺とみて調べている」と言い、鉄道会社は「お客様にご迷惑をおかけしました」と頭を下げる。死者の名も年齢も伝えられず、ただ「遅延十五分」「影響二万人」という数字だけが残る。命はここでも処理の対象であり、再開のための障害でしかない▼「運行再開」「現場検証終了」「安全確認」。言葉の一つ一つは正しい。だが、その正しさ ...

[時事寸語]= 警察への挑戦は大事件

 熊本で十六歳の少年が、警察署に爆竹を投げ込んで逮捕された。報道各社は一斉に「警察署に爆竹!」「鬼ごっこのような遊び」と大見出しで伝え、現場映像まで流した。まるでテロ未遂でも起きたかのような扱いだ。だが、実際に起きたのは、早朝の駐車場に数個の爆竹を放り込んだだけの出来事。怪我人もいなければ火災もない。だが、ニュース番組のトーンは、まるで国家転覆を試みた青年の逮捕劇のようだった。少年が言った「警察官をからかって、捕まらないように逃げたかった」という言葉が、社会不安の象徴として延々と引用される。彼は無論、褒めら ...

[時事寸語]= 人身事故と社会の病理

 電車が止まるたびに、「ご迷惑をおかけしております」というアナウンスが流れる。乗客はため息をつき、スマートフォンを見つめ、SNSには「また人身か」「迷惑だ」と投稿が並ぶ。ニュースも同じ調子だ。運転見合わせ〇時間、影響人数〇万人、運転再開〇時。まるで天気予報のように正確で、まるで人の死ではないように淡々としている。線路に飛び込んだのは「迷惑をかけた人」であって、「死んだ人」ではない。社会は死を出来事として処理し、悲しみを効率化している▼今のニュースは「誰が死んだか」を語らない。「何時に止まり、何人に影響が出た ...

[時事寸語]= ぬるくなったマスコミ

 昔の記者会見には、確かに緊張があった。権力と報道の間には、まだ火花が散っていた。佐藤栄作首相の退陣会見で、記者が首相批判を撤回しないなら出て行けと言われ、本当に全員が席を立った――そんな場面は、今ではもう想像もできない。会見場を出て行ったのは、質問権を守るためであり、同調圧力ではなく良識の連帯だった▼だが、いまの会見はどうか。総理も知事も、笑顔を浮かべたまま、予定稿のように言葉を並べ、記者はその言葉をきれいに録音する。質問は指名制、指名は順番制、順番は暗黙の序列で決まる。異論を挟めば次から呼ばれず、追及す ...

[時事寸語]= マスコミが警察を叩いた時代

 昭和五十三年、北沢署の一巡査が女子大生を強姦殺害した。制服のまま、勤務中に。社会は震撼し、新聞は一面で「人殺し警官」と書いた。テレビは連日、北沢署前から生中継を行い、電話は抗議で鳴り止まなかった。土田國保・警視総監は減給の上、辞任。副総監は涙ながらに謝罪し、国家公安委員会は異例の緊急通達を出した。――あの頃、マスコミはまだ、警察を叩くことができた▼あの年の朝刊には、激情と使命感が同居していた。「信じた警官が凶行とは」「規律を正せ」といった見出しは、警察権力に対する社会の怒りそのものだった。世田谷の空は曇り ...