大川原化工機未取材を認める 神奈川新聞 「取材をしていないことは事実」

大川原化工機未取材を認める 神奈川新聞 「取材をしていないことは事実」

 【千葉】神奈川新聞社は八日、大川原化工機(大川原正明社長、横浜市都筑区)をめぐる一連の事件(大川原化工機えん罪事件)をめぐり、事件発生後から一度も同社に取材していないことを明らかにした。神奈川新聞社は事件後から一貫して共同通信社の記事を配信していた。 ◇ 県紙が取材なし?  同事件は令和元年、同社代表取締役社長大川原さんと島田順司さん、相嶋静夫さんら計三人が警視庁公安部外事五係に逮捕され、計約十一か月もの間東京拘置所に勾留され、外国為替管理法違反などの疑いで東京地裁に起訴されたあと、起訴取り消しとなったも ...

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記者クラブに対する姿勢

記者クラブに対する姿勢

 いわゆる記者クラブ制度をめぐって、議論が白熱したのが十五-六年ほど前だったと記憶している。政権交代のマニフェストに記者クラブ開放を掲げた民主党は、〇九年八月の解散総選挙で議席を拡大。小選挙区比例代表並立制における本格的な政権交代となった。しかしながら、官邸記者クラブとしては最初から協力の姿勢はなかったらしい。もっとも、マスコミが政権に“協力”するようなことがあっては困るのだが。 ◇ 「内閣記者会としては協力できない」 発言から15年  フリージャーナリストの田中龍作さんのウェブサイト「田中龍作ジャーナル」 ...

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[書評・マスコミ論評]=1 北海道警裏金事件後の新聞の自殺 警察を追及した新聞社の興亡と新聞が自殺した日

[書評・マスコミ論評]=1 北海道警裏金事件後の新聞の自殺 警察を追及した新聞社の興亡と新聞が自殺した日

 新聞不振が言われて久しい。いわゆる“マスゴミ”という言葉は、かつて学生運動全盛のころから言われていた。もっとも、その当時はほかにも“ブル新”(ブルジョアの意)という言葉も多く使われていたが、昨今の報道各社を見ていてもあまり熱気を感じることが少ない。特に警察が絡む記事は、最初こそ大きく取り上げられるものの、紙面版ではせいぜい二段記事で、文字数は百五十字前後に収まってしまう。さて、かつて新聞やテレビは、権力と真っ向からぶつかることを恐れなかった。いつごろからか、そうした光景は見えなくなった。特に権力の中でも、 ...

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