【千葉】神奈川新聞社は八日、大川原化工機(大川原正明社長、横浜市都筑区)をめぐる一連の事件(大川原化工機えん罪事件)をめぐり、事件発生後から一度も同社に取材していないことを明らかにした。神奈川新聞社は事件後から一貫して共同通信社の記事を配信していた。
◇ 県紙が取材なし?
同事件は令和元年、同社代表取締役社長大川原さんと島田順司さん、相嶋静夫さんら計三人が警視庁公安部外事五係に逮捕され、計約十一か月もの間東京拘置所に勾留され、外国為替管理法違反などの疑いで東京地裁に起訴されたあと、起訴取り消しとなったもの。この事件をめぐり、神奈川県内で最大級の新聞社「神奈川新聞社」(須藤浩之社長、横浜市中区)が一切取材しないまま記事を掲載していたことが判明した。前回の質問状では、個別の記事での取材の有無を回答していたが、同新聞社は公式に事件発生から五年間もの間、取材をしていないことを認めた。今後、マスコミ不祥事として扱われる可能性がある。
◇ 初沢悟・大川原化工機取締役のコメント
電話取材に対して初沢取締役は、「共同通信社の記事を使うことは契約なのだろう」としたうえで、「人がいないのでは」と話していた。


